２３代目のプロフィール

寺田　啓佐（てらだ　けいすけ）

1948年、千葉県神崎町に生まれ、25歳の時寺田本家へ婿入り。23代目の当主となる。20年程前までは添加物いっぱいの日本酒造りをしていたが､病気体験の中で反自然物や不調和の積み重ねが心身のバランスを崩し､病気にもなっていることに気づく。以後様々な体験を経て、自然の摂理に学び､生命力のある命の宿った“百薬の長”たる本来の日本酒造りを目指し､柔軟な発想で健康に配慮したユニークな酒を数々造りだし現在に至る。

今一番伝えたいことは『美化』。 ｢『今日はいい日』、『ここはいいとこ』、『この人はいい人』と言っているうちに、いいことが目の前に現れる。信じてやってみると不思議です。すべては『響き合い』なんだね。｣

新潟といえば日本酒王国、「越の寒梅」を筆頭に有名な名酒が数多くあります。それぞれに人気があるのも頷ける丁寧でこだわりのあるお酒造りをされていますが、直接お取引させて頂いている蔵元の渡辺酒造店様は米（五百万石）作りから自社でおこない酒米全量を自社のお米のみを使って酒造りをされている全国でも数少ない「土地」「風土」にこだわった「テロワールを語れる日本酒」をつくるドメーヌ型の蔵元さんです。
製造石数も500石（一升瓶で約5万本）で、これ以上でもこれ以下でもない安定した納得のいくお酒造りをされています。
味わいは綺麗でスッと喉を通りますが芯があるのを感じます。吟醸香もホドホドで食中酒としても楽しめます。本数限定流通で毎月20本ほどしか入荷しません。
新潟酒がお好きな方には喜んでいただけることまちがいなしの一本です！

志太泉は、地元である志太地区の蔵であること、静岡県の蔵であることに強いこだわりをもっています。出荷量は約800石（1.8Ｌで80,000本）ですが、静岡県内に約70％を出荷しています。酒質も静岡の風土と食に合うように設計しています。

具体的には、爽やかな吟醸香と、飲みやすさに中に深い旨みやかすかな苦みや渋味が融合した酒質を志向し、余韻よりもキレを重視しています。

　酒造りにおいては、能登杜氏「西原光志」をはじめ、日本酒業界の中では比較的若いスタッフが酒造りに取り組んでいます。通年での酒造りではなく、寒造り（冬季での酒造り）にて仕込んでおります。　（蔵元ホームページより）