猿と再会す

この木彫りのお猿さん、二年程前秋の県展に出品されていた宇和島の彫刻家 三好将之さんの作品です。

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哀愁あふれる表情に見とれてしまい、またこいつと対面したいな、とずっと思っていました。三好さんの奥様が鬼北町の方で年末に私の店に寄られた折にお猿さんのことを話題にしたところ、まだ貰い手がなく家に飾ってあるからいつでも見に来てくださいと言ってくだっさたもので今日お伺いさせていただき、ひさびさのご対面となった次第です。


この後姿もいいですね 「うしろすがたのしぐれてゆくか 山頭火」の味わいですな

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三好さんの木彫は優しい曲線の抽象的な作品が持ち味ですが、このお猿さんのような具象的な作品もいろいろ彫られているようです。かなり基本がしっかりしていないことにはこのような味のある作品は生まれないと思います。

三好さんは昭和21年生まれらしいですが、もっとお若く見えます。とてもシャイな方(奥様いわく)らしいですが、いろいろと作品の説明もしていただきました。



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いや~ 宇和島地区にも優れた芸術家が隠れておいでですね~

春の県展に出品される予定の制作中の作品も見せていただきました。是非、皆様県展で三好さんの作品を鑑賞してください!